中国初代首相の周恩来氏は「建国の母」「中国人民の父」とも呼ばれる。青年時代には日本で学ばれ半 年余りを京都で過ごされた。当時の京都大学で新しい思想に触れその影響を大きく受けたといわれている。 1919年4月5日、日本を去るにあたり嵐山を訪れ「雨中嵐山」の詩を自らの心境を込め新体詩で詠 まれたとされる。その後、周恩来氏は毛沢東氏らとともに混迷と動乱の時代に終止符を打ち、1949年「中 華人民共和国」を建国。1972年には「日中国交正常化」を実現させ、両国の歴史に大きな足跡を残した。 本年2019年4月5日は周恩来元首相が「雨中嵐山」の詩を詠まれてから100年。この新体詩は 1979年「周恩来総理詩碑」に刻まれ地元京都の志ある多くの人達によってゆかりの深い嵐山に建立さ れ40周年を迎える。この機会に周恩来元首相の偉大な功績を称えるとともに日中の友好親善と一層の交 流促進を図るためご賛同いただく多くの皆様方とともに記念の行事を開催することとした。 皆様方には趣旨にご賛同にいただきご協力賜りますようお願い申し上げます
shuonrai1周恩来元首相記念事業 報告書
投稿日:6月 1, 2020 更新日: